スプレッドとは何か?

「1ドル=100.00~100.05円」は売値が100.00円、買値が100.05円という意味です。この0.05円の価格差をスプレッドと呼びます。

  

スプレッドこそがFX会社の手数料です
各社で約2倍の差があるのでシッカリ選びます

スプレッドはFXの手数料

ドル/円の為替レートが「1ドル=100.47~100.50円」となっていれば、スプレッドは3銭です。FX会社はこのスプレッドの一部を手数料にしています。

以前は取引手数料が500円以上、スプレッドも10銭、20銭で二重徴収が当たり前でしたが、今ではほとんどのFX会社が取引手数料は0円、スプレッドは2銭前後の設定となりました。

スプレッドが高いFX会社は手数料が高いということです。

「1ドル=100.50円」で買っても、その時点では「1ドル=100.47円」でし売れません。FXで利益を出すには、このスプレッド以上に為替が動かないと利益が出ないのです。

そのため、できる限りスプレッドの小さいFX会社を選ぶことで、FXの売買益を大きくすることができます。

レバレッジが100倍、200倍、500倍と各社が競争していた時期もありますが、リーマンショック以前の平均レバレッジは7倍前後でした。リーマンショック直後に約1.8倍にまで落ち、レバレッジは判断指標にはなっていません。

FX会社はスプレッドを抑えることで、他社との差別化を狙っている傾向があり、最近ではレート表示が小数点3桁の業者も増えてきました。

1銭で100円も違うスプレッド

株取引、先物取引、外貨預金などの他の金融商品には、必ず手数料が掛かりますが、FXだけはスプレッドが事実上の手数料になっているため、取引手数料は0円としています。

投資家の期待を集めるFXとはコストをなるべく抑えながら、細かく利益を出す金融商品でもありますので、スプレッドを比較してFX会社を選ぶ人が増えてきました。

例えば、FXの取引単位は1万通貨が一般的です。スプレッドが3銭なら1回の取引で300円の売買損益が生まれます。もし、スプレッド1銭なら1回の取引で100円のスプレッド差です。

サラリーマンの中には就寝前に毎日30分程度FXをする人も多いです。1日5回だけ1万通貨の取引をする人にとって、スプレッドが3銭と1銭ではその差額は年間約30万円にもなります。

もし、1年間で10万円負けていた人であれば、20万円もプラスになる計算です。数字にしてみると、高いスプレッドが無駄であるかということがわかります。

「スプレッド1銭~」といった最安の数値は、米ドル/日本円のレートです。米ドル/日本円だけ格段に安くして、他のスプレッドは10倍以上というFX会社も見かけますので、スプレッドは一覧で説明しているFX会社は信頼できるでしょう。

スプレッドでFX会社を選択

FXとはスプレッドが1銭の違うと、取引回数と取引数を多くするほど負担が大きくなる投資です。通常は1万通貨を1単位として取引しますので、1銭あたり100円が含み損となります。

実際には売買をするので往復分で2倍になりますし、デイトレードなら5回、10回は当たり前のように売買していきます。1銭は小さい金額ですが、0.1銭単位でも気にするのが、FXで利益を確保するコツでしょう。

例えば、外為オンラインは米ドル/日本円を1銭にしており、FX会社の中ではかなりスプレッドを小さくしています。長期運用される方におすすめの高水準のスワップポイントである高金利の南アフリカランドも取り扱っており、年間取引高で1位を獲得していました。

株式投資の手数料が安いことでも知られているクリック証券は、米ドル/日本円を0.8銭で固定化しており、スプレッドで比較すると業界最安水準です。低コストなだけでなく取引ツールも高機能で、安定感もバッチリです。

また、スプレッドがFX会社の手数料になっていると言っても、外貨預金と比べたら格段に安いコストです。

ちなみに口座開設が無料ですので、外為オンラインとクリック証券を併用して、プロの投資情報を比較しています。外為オンラインでは長期で高いスワップポイント、クリック証券では短期で安いスプレッドと使い分けるのもありです。

1万通貨の取引で1,000円

株や外貨預金などの金融商品には取引手数料がかかり、証券会社や銀行はこの手数料の中から利益を上げていますが、FXは「取引手数料無料」がごく当たり前です。

これはスプレッドが手数料の代わりになっているからです。スプレッドとはFX会社に支払う手数料です。

そのため、他の投資商品と同じように、FX会社ではスプレッドに開きを設けていて、このスプレッドは小さいほど私たちは得をします。

例えば、FXの口座には売りを意味するBid、買いを意味するAskが表示されています。ドル/円で「Bid=92円02銭」「Ask=91円99銭」と表示されているときは、ドル/円のスプレッドは3銭という意味です。

最近、ドル/円は0.5銭などに値下がりしていますので、よりFXがしやすい環境となりました。そのため、各社をスプレッドで比較をして、少しでもスプレッドが小さい会社を選んだが取引には有利ということになります。さらにドル/円は安くても南アフリカランドになると5銭も取られるというように、通貨ペアでも差が激しいです。

また、一般的には取引単位は1万通貨ですので、1通貨あたり5銭だとしても、1万通貨に直すと500円の手数料が発生します。往復では1,000円です。

単位が大きくなれば、1往復で数千円~数万円もかかり、取引回数を重ねれば、その数だけ掛け算になって蓄積されていきます。だからこそ、FX会社を選ぶときにスプレッドを重視する人が増えています。

商品先物や外国債権もCFD

「CFD」の正式名称は「Contract For Difference」で、和訳すると「差金決算取引」という意味です。「証拠金」と呼ばれる金銭を取引会社に預け、その金額に「レバレッジ」を利かせて取引する行為を指します。

レバレッジとは、証拠金よりも大きな金額を動かせることです。レバレッジが20倍だとしたら、証拠金として5万円だけ取引会社に預けても、5×20=100万円を動かしていることになるのです。

こういった面で、先物取引のほか、最近人気が定着したFX(外貨為替取引)とも共通したとも似た性質のものなのです。

ただし、CFDの大きな特徴は、扱っている金融商品の種類の多さになります。株式、株価指数、商品先物、外国債権をも含んでいます。今まであった金融商品が手軽に始められる取引として、注目を集めています。

株式を扱うものを「株式CFD」、商品先物だと「商品先物CFD」などと、扱う金融商品の末尾にCFDとつけて呼びます。

しかも、嬉しいのは、開設口座が1つで済んでしまうことです。株式なら証券会社、先物取引なら先物会社など、従来は取引する金融商品の種類ごとに会社を変えなければならなかったのですが、CFDの場合は金融商品の種類を問わず1つの口座でカバーできます。複数の口座をチェックするというわずらわしい手間も省けます。